この記事は、
「認知症で介護?母を連れて総合病院の内科を受診したら?」
の続きになります。
まだ、読んでない方は、そちらから先にお読みください。
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脳神経外科での診察
母の認知症の症状などやビールの飲み過ぎなどで
総合病院の内科を受信した翌日に、
父と母を連れて脳神経外科に行きました。
母の番になり、診察室に入ると、脳神経外科の先生がいました。
話し方が優しそうで、説明も明確でわかりやすい方でした。
先生は、MRIの映像を確認しました。
そして、母に手を動かすように言い、動作確認をしました。
先生は、その動作確認で、脳に異常があるのか確認していたようです。
それから、CTの検査
血腫の検査では、MRIよりCTのほうがわかりやすいらしいです。
母のCTが撮り終わり、診察室に戻ると、
先生は
─「この程度なら、まず、薬でこの血をちらしましょう。」
・・・(ほっ)
「一ヶ月、薬を飲んでみて、血腫がどうなるか見てみてみましょう。
血液の量が増えていたら、手術をしなくてはいけないでしょう。」
と言われました。
薬は2種類出ました。一つはツムラの漢方薬。
この薬はよく効くらしいですが、1割の人は効かないらしいです。
何故、1割の人に効かないのか、その原因・理由は不明らしいです。
効かない場合は、手術をしなくてはいけない。
効くか、効かないか、どちらになるのか、そんなことを考えて
少し緊張しましたが、
まずは、ほっと一息・・・
手術ではなくて、薬で治るなら・・・一安心。
ということで、薬を処方され、一ヶ月後に2回目の検査をして、
その結果を見て、手術をするかどうか決めることになりました。
ビールの量をついに減らす
母の脳に血腫があるということがわかり、
おくすりで治すという治療法を開始するので、
父と話し合い、ビールを一日、
夕食に2缶(一日に2缶だけ)に減らすことにした。
実は、ビールは飲んではいけなかったのですがね。
→詳しくは次の記事をよんでください。
血腫の病名は?血腫とは?
ここで、血腫の病気がどういう病気なのか、知らない人のために
私が自分で調べ、理解した内容を書いておきます。
脳神経外科の先生の診断で、脳の血腫と言われましたが、
その正式な病名は
「慢性硬膜下血腫
(chronic subdural hematoma)」と言います。
高齢者に多い病気で、特に大酒飲みの男性に多いらしいです。
硬膜と脳の間に血腫が緩やかに形成される病気で、
原因の多くは、数ヶ月前に、こけて頭をぶつけたなどです。
こけて、三ヶ月くらいすると血腫ができるので、
こけた時はなんともなくても、だんだん認知症のような
症状が出てきて、認知症なのか、それとも脳の血腫なのかが
わかりにくいので、注意が必要です。
物忘れがある高齢者などは、こけて頭をぶつけても
あとになって思い出せない場合もあります。
この血腫が大きくなって、脳を圧迫すると、
頭痛や、片麻痺、意識障害が急に現れたりします。
(参考URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/慢性硬膜下血腫)
まとめ
この記事では、脳神経外科に母を連れていき、
慢性硬膜下血腫と診断されたのですが、
この病気を、薬で1ヶ月間治療することになった
そして、
ビールを一日2缶に減らしたこと
慢性硬膜下血腫という病気
これらのことについて、説明しました。
慢性硬膜下血腫に五苓散で効果は?1ヶ月間母の症状はどう変化したか?
に続く
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