昔は、コーヒーが体にわるいからあまり飲まない方が良いと良く言われましたが、最近、コーヒーは実は健康に良いという記事を見かけます。
私はコーヒーはいつも毎日飲んでますが、実際のところどうなんでしょうか。今日はコーヒーの健康への影響についてかいてみたいと思います。(良い点と悪い点の両方について)
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1. コーヒーはエネルギーをアップし頭が賢くなる
コーヒーの特徴の一つに、コーヒーにはカフェインが含まれており、精神を活性化して、エネルギーをアップし、頭の回転が速くなると言われています。
コーヒーを飲むと、脳内で、カフェインはアデノシン受容体に結びつきやすく、アデノシンと呼ばれる神経伝達物質の働きを抑制します。そして、ノルエピネフリン(副腎髄質ホルモン)やドーパミンなどのその他の神経伝達物質の量を増加させ、その結果、神経細胞が活発に活動し覚醒作用が出てきます。
しかし、アデノシンは膀胱括約筋にもありますが、その働きは膀胱括約筋の作用を抑制しています。そのアデノシンの働きをカフェインが抑制するので、利尿作用が生じます。
徹夜で勉強したり仕事中に眠いのでコーヒーを飲むというのはよくあることですが、コーヒーを飲みすぎては副作用があります。夜寝たあとにおしっこで目が冷めて熟睡ができないとかあるかもしれません。
2. 一番良い頭の回転を速くする方法~リラックス
何かを飲んで目を覚まそうとするのではなく、頭の回転が鈍くなった時は脳が疲れている証拠です。そのような時は、脳を休めたりリラックスしたほうが脳の本来の能力を発揮することが出来るようになります。
脳をリラックスするにはどうすれば良いのかというと
- 15分くらい仮眠をとる
- 5分ほどぼーっとする
- 外を10分ほど散歩して何も考えない
- 5分くらい座禅や瞑想をする
上のように、体を休めると、それは脳を休める事になり、脳がリラックスする時が一番脳の回転が速くなるのです。よく、良いアイデアは朝方寝ている時に出て来るというのをきいたことがりませんか?それも、リラックスしている時だからです。
リラックスしていると、頭はリラックスしている状態で、その時に一番良いアイデアが生まれるわけです。
コーヒーを飲んで無理やり目がさえた状態にてしも、体の疲労度はあまり変わりませんから、逆に頭は冴えて体が疲れてる状態となり、失敗もしてしまいます。コーヒーを飲みすぎても副作用がありますので、やはり、脳を休める方法が一番良いです。
3. エネルギーをブーストする
又、カフェインの効果として、エネルギーをブーストするというのがありますが、普通の状態でエネルギーを使ったら疲れてしまい、休憩したくなる時に、コーヒーを飲んでブーストして頑張るとすると、逆にエネルギーを体の出せる以上に浪費してしまい、その後疲労度が高くなってしまいます。
ですので、コーヒーもうまく利用していくのが良いと思います。
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4. コーヒーをのむと脂肪が燃焼する?
コーヒーの中に含まれるカフェインには、脂肪を燃焼させるのを助ける働きがあるということが証明されています。
幾つかの研究では、カフェインが新陳代謝率を3%~11%の率で促進させることが出来るらしいです。
具体的には、コーヒーの成分であるカフェインとその他の成分の効果があります。
カフェインの効果
カフェインは、リパーゼという消化酵素を活性化させる働きがあり、それによって脂肪の分解を促進させ、脂肪が体内に吸収されるのを抑える働きがあるようです。
すると、食事をする時にコーヒーを飲ながら食べると脂肪が吸収されずに分解されるので、太りにくい、脂肪分が多少含まれている食事でも、脂肪が分解され吸収されないということなのでしょう。
まあ、コーヒーを飲みながら食事をすると何故か、とても美味しいですし、これは頷けるかと思います。
あと、カフェインの効果はコーヒーを飲んで20分経過後から、2時間持続するそうです。その間に運動をすれば、うまく脂肪を燃焼させることが出来て、ダイエットの効果が期待できるということです。
カエフェインには血行を促進する効果もあります。コーヒーをのむことで体の血行が良くなるという効果を利用して、コーヒーを飲んだ後に運動をすると良いとも言えます。
クロロゲン酸の効果
また、コーヒーには、クロロゲン酸が含まれていて、それが脂肪燃焼を促進させるようです。
量的には、毎日3杯くらいのコーヒーを飲んだほうが良いそうで、運動する20分~30分前くらいにコーヒーを飲む事で脂肪の燃焼効果が高まるということです。
クロロゲンを摂取するためのコーヒーの飲み方
クロロゲン酸はポリフェノールの一種ですが、これは高温度に弱いため、お湯は若干ぬるめ、80度以下ぐらいでコーヒーを入れて飲むのが良いですね。
精製していないコーヒー豆から作ったコーヒー
上に説明しましたカフェインやクロロゲン酸はインスタントコーヒーよりもコーヒー豆からコーヒーをつくったドリップコーヒーの方が含有量が多くなります。量的には豆から作ったコーヒーの方が2倍の量含まれています。
だから、インスタントコーヒーは、ドリップコーヒーに比べて味が頼りない感じがするのでしょうか。
豆からつくる時には、必ず濾過するためのペーパーをおいてその上にコーヒー豆を入れてお湯をゆっくりとドリップしましょう~。
コーヒーには、ジテルペンというものが含まれていますが、これは又の名をカフェストールといいます。
カフェストールは、濾過すると量的には無視出来る程に減ります。
このカフェストールは、中性脂肪や血清コレストロールを増やすと言われていますので、コーヒーは濾過しなくてはいけません。
しかし、カフェストールはパーキンソン病の進行を阻害するとも言われています。
ですので、コーヒーに何の成分があるから体に悪いとか良いとか一概には言いにくそうですね。
良い成分は、飲むよりも治療として違う利用方法があるかもしれません。
メタボの人も、コーヒーを飲んでから運動をすると良いということになります。
体重を落として健康的になりたい方にはこちらもおすすめです。
つづく
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