目 次
はじめに
上野駅のフクロウの巣カフェで、フクロウと過ごした時、何故すごく眠たくなったのだろうか、と疑問に思いました。
そのことから、フクロウの特徴や生態について調べてみましたので、その内容についてご紹介したいと思います。
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フクロウは夜行性
フクロウは夜行性の鳥で、昼間は樹洞(木の幹の部分にできた穴のようなくぼみ)や横に伸びた枝にとまりじっとして目を閉じて休息していることが多いです。
そして、夕方から普通は行動を初めます。しかし、中には昼から行動し始めるフクロウもいます。
その証拠に、フクロウの巣カフェでも、私は13:00に予約して行ったのですが、その時に休息をとっていたフクロウは約半分でした。もしかすると開店前にフクロウをフクロウの檻のようなところからカフェのエリアに移すのでフクロウが目を覚ましているのかもしれません。
フクロウの夜行性に影響され眠くなる
30分くらいフクロウを観ていたら、すごく睡魔がおしよせてきました。
その理由は、恐らく、このフクロウたちの夜行性という性質のため、その時(13:00~14:00)約半数が休息中であったため、私の波動が彼らの波動に同調してしまったことが原因だろうと思いました。一緒に行った友達も同じように眠たくなっていました。
他のお客さんも、敏感な人はそうなるかもしれません。
ですので、恐らく、私の場合は、1時間以上そこに居続けるのは無理かもしれませんね。眠くなって帰りたくなるから。
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このように、フクロウは夜起きている鳥なので、フクロウの世話をする時、どうしても夜に世話をしなければいけなくなる場合があります。
例えば、冬の前や成長期に沢山栄養をとります。すると、夕ご飯を与えたあと、また、夜中にお腹が空いて泣き始める事があります。夕ご飯を食べさせてもらえるまでずっと泣いていますので、かなりうるさいのです。
フクロウをペットで飼うための法律
フクロウの売買にはワシントン条約(CITES)という法律が関係しています。
ワシントン条約─絶滅のおそれがある野生動植物の種の国際取引に関する条約→経済産業省のホームページに記載あります。
フクロウはサイテスのII類に入るそうで、その条項によると、日本のフクロウは捕獲することも、飼育することも禁じられているようです。
海外から合法的に捕獲され輸入されたフクロウ、または、輸入したフクロウから繁殖して産まれたフクロウのみが、ペットとして購入し飼う事が出来ます。
もし、道バダでフクロウを見つけても、絶対に拾って飼ったりしないでください。もしそれが日本のフクロウの場合には、法律に違反しますので処罰されてしまいます。
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フクロウのサイズと性格
では、フクロウのサイズについて書いてみたいと思います。
ヨーロッパコノハズク↓
フクロウは小型(90g)から中型(160g~350g)、そして、大型(1200g)くらいになります。どれも個体がありますので、一概にこの体重だとも言えませんが。
また、フクロウは大きさも様々ですが、性格もそれぞれ違います。だから、フクロウをみてると面白いのですが。人間と同じように性格も色々持ってるんだな・・・と感じてしまいます。
フクロウの大きさは、羽を広げた時の横幅も考慮に入れなくてはいけません。例えば、全長 50~62cmの場合は、羽を開くと94cm~110cmです。尻尾は22~25cmあるので、カゴは150cm~200cm四方の大きさはないと、フクロウも窮屈になるでしょう。
このサイズの海外のフクロを飼うとすると、広いスペースが必要になります。フクロウのサイズは、それぞれの大きさと種類に合わせて考えなくてはいけません。
餌
フクロウは野ネズミ、モグラ、ミミズ、ひよこ、うずらの雛を好んで食べます。
その他にも、モモンガ、リス、カエル、カブトムシ、セミなども食べます。
フクロウが良く食べるもの順で餌を並べてみると
ネズミ→モグラ→トガリネズミ→ウサギ・リス・モモンガ→鳥類→昆虫
となります。
フクロウはこのような餌を自分で捕まえて食べますが、家でペットとして飼ってる場合は、こちらからそのような餌をさばいて与えてあげなくてはいけません。
生の餌は、その血液がビタミン・ミネラルになり、骨からカルシウムを摂取しますが、スーパーで飼ってきた肉だと血抜きされているため、栄養失調になる可能性があります。
また、ネズミの生肉をあげれないという飼い主が、餌やりをサボったりすると、フクロウが餓死してしまうケースもあるらしいです。
主食をネズミの生肉、そして、たまに、ひよこや、その他の鳥などの生肉を餌としてフクロウにあげたら、フクロウもとても喜ぶと思います。もしかすると、なついてくれるかもしれませんが、ネズミを餌として確保するのも大変ですし、ネズミをさばくのも非常に大変です。
フクロウは、自然界では獲物をとらえて丸呑みして、消化出来ないものを丸ごと塊として吐き出します。
家で飼ってる場合は、そのような消化出来ないものをさばく時に取り除いてあげなくてはいけません。
非常に面倒くさいことをやってまでも、フクロウを飼いたいのかということがあります。
農家ではフクロウが重宝する
ヨーロッパでは、フクロウがネズミを餌にするので、ネズミの駆除をフクロウにしてもらっている農場があります。
農園の区切りのところにフクロウの巣が作れる大きさの箱を設置し、そこにフクロウが雛を産んで、育てているのです。当然、フクロウは雛たちの餌…ネズミなどを一生懸命とってきて雛たちに与えています。
農場経営者は、フクロウの手助けにより、ネズミ駆除をお金をかけずにできます。
ペットショップでは
ペットショップではひよこだけでも大丈夫ですよ・・・とか言うところがあるかもしれませんが、ひよこだけ与えてると、フクロウは栄養が不足してしまい、羽の色つやなどが悪くなりパサパサになります。
フクロウの羽は、二年に一回くらいしか変わらない場合もあります。そうすると、その悪い状態の羽が年間もずっと続くのです。フクロウにそのような悪い体調のまま耐えてもらうのは忍びない気持ちですよね。
フクロウにとっては、ネズミの生肉が一番栄養価が高く喜ぶ食事です。
でも、いつもネズミを与えてると飽きてしまい、見向きもしなくなる事もあります。ですので、時にはひよことか、違う餌を与える事が重要です。
また、ペットショップなどで、小さい雛のときからひよこしか餌として与えられてない場合には、フクロウはひよこしか食べなくなります。
人間の勝手な理由で、こうやってフクロウの健康が悪くなっていくのです。
すると、ペットとしてそのフクロウを買っても、ネズミを与えても食べない場合があります。だからといって、ひよこだけ与えてると栄養状態が悪くなりますので、愛情をもって根気よくネズミの生肉も与えてみてください。
一旦、ネズミの生肉を餌と認識するようになったら、食べ始めると思います。
・・・続く
参考URL: フクロウ
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