皆さんこんにちは。この記事は、「フクロウの飼い方!旅行や鳴き声対策は?フリーフライトは?」の続きになりますので、もし、この記事を読んでられない方はそちらを先にお読みください。
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フクロウは大きな音や振動に弱い
さて、「フクロウの飼い方!旅行や鳴き声対策は?フリーフライトは?」では、フクロウの食欲についてから、フリーフライトをさせる事についてまで、説明をしました。
今日は、フクロウの敏感なところ、寿命、フクロウの値段、トイレやその他について書いてみたいと思います。
フクロウは大きな音や振動が多い部屋ではストレスを感じやすいです。なので、環境面を考慮してあげないといけません。
自宅で飼う時に、音楽をガンガンかけてる部屋が近くにあったり、電車が定期的に通って振動が激しくなる家などはNGです。
寿命
寿命は小型のフクロウが12年から、中型・大型になると20~40年ほどです。
これだけの長い間、ペットとして飼えるのかという問題もありますので、中途半端な気持ちでフクロウを飼うべきではありません。
途中で自分死んじゃったから、あとは、息子・娘達、妻よ、飼育を頼むよ・・・なんて無責任な事は出来ませんし、難易度の高いフクロウを世話してくれるかというと、わかりません。
フクロウの値段
小型であれば、12万円~
大型になると、高いもので80万円ほどするものもあります。
エサ代は、5000円~1万円/月。
フクロウに生肉を与えられない場合には、不足する栄養素をサプリメントで補うことも必要になりますが、そのようなものは値段が高くなるかもしれません。
トイレ
フクロウはトイレのしつけは不可能で、その点、フクロウは賢くなさそうです。
フクロウは、部屋の中で放し飼いすると、いたるところに糞をしまくります。糞をたらたらっ、ボテッとしてしまいます。
水分を余りとりませんので、匂いもそんなにせず、しばらくすると乾燥して固形状になりますので、後始末はそれほど大変ではないです。
しかし、フクロウの糞で、盲腸糞と呼ばれる黒いものがついて出て来るものがあります。これは非常に臭いです。病気の時に出やすいですが、健康な時にも数回に一回は排泄されます。
これが衣服などに着くと洗っても匂いが取れないかもしれませんので、厳重に注意してください。
室内でフクロウを飼う人は、部屋の中で糞をされる可能性があるのを覚悟したほうがよいです。
何もしないと、汚くなってからでは、匂いもきつくなり、掃除が大変なので、掃除はまめに、1日1回は必ずしてください。
やり方としては、フクロウの足に普段は留め具をつけておき、それをフクロウが止まれる台に固定しておきます。そして、そこでトイレをする分には、したに落ちるだけなので、それを掃除してあげればいいだけです。これなら掃除も楽です。
したにフクロウのトイレをおいておくといいですね。(新聞紙でも良い)
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フクロウの糞と羽
フクロウの糞は、時間がたつと乾燥して、小さい粉末になります。それが、フクロウが飛んだり、新聞紙などを交換したりする時に舞い上がったりして、かごの周囲に広がります。
また、フクロウの羽が入れ替わる時期がありますが、この時は、内側の羽が沢山抜け落ちます。羽は軽くてすぐに舞い上がりますし、量も多いです。静電気などで近くのものにくっつく事も良くあります。
このため、人間が住む空間にフクロウのかごをおいて育てるのは、衛生上、お勧めできません。
なので、フクロウがいる密閉された小屋などが理想的です。
そして、その小屋を週に最低2回くらいは掃除機で綺麗にしたほうがいいです。
もし、マンションや一軒家などでフクロウをかった場合、糞の粉末と羽が飛散して悲惨な状態になり、掃除が大変になります。
病気になった時の対策
フクロウをみてくれる動物病院はそんなにないかもしれません。
なので、事前に探しておくのが良いです。
飼いやすいフクロウ
では、フクロウを実際に飼う場合には、どんなフクロウが良いのかということですが
小型のフクロウがお勧めかと思います。中には中型のフクロウを飼ってらっしゃる人も見かけますが。
餌の管理は小型のほうが費用面で安価に抑えられるかもしれません。しかし、清掃面の大変さは余り変わらないかもしれません。抜け落ちる羽の量が少し減るくらいでしょうか。
YouTubeのビデオをみてみると、フクロウの中でも他の動物と仲良くなるものも有りますので、人間になつくフクロウもいるかな・・・と思います。例えば、猫とフクロウがとっても仲良くなってる事例もあるようです。
海外でのフクロウに関係する事件
英国などでは、ハリー・ポッターでフクロウが映画のなかで登場したため、フクロウをペットとして飼うのが流行しましたが、上にあげた問題や飼育費用がかさむ問題から、フクロウを不法に野に放つ人たちが増えてきました。それが問題になっています。
このような前例をみると、最近は日本でペットブームに便乗して、フクロウのカフェなどが増えてきて、フクロウをペットとして販売する業者もあるようです。日本人は特に、ペットを飼う時に、その生き物が本来あるべき姿や、生物種に与える影響を全く考えない傾向があると思います。楽観的に考えてフクロウをペットとして飼うのは辞めたほうが良いと思います。
まとめ
ペットとしてフクロウを考えた場合、
- 餌やりが大変である。
- 衛生管理が大変。
- 汚くなりやすいので、居住空間とフクロウの住む空間を完全に分ける必要がある。わけないと、人間の健康面への影響も懸念されます。
- 大きいスペースが必要。
- 寿命が長いため、責任重大。
- 一般的には、慣つきにくいので、飼育するのに挫折する可能性が高いですが、中には人間にもなつくフクロウもいます。それを見分ける必要があります。
- 鳴き声の騒音の問題がある。
このような問題があるので、フクロウをペットとして飼育してみたいと思う人は、真剣にフクロウの事をしらべてみて、周囲の人たちにも迷惑をかけず、自分で責任をもってフクロウに幸せな人生を送れるようにしてあげられるのか、考えるべきだと思います。
ネットでフクロウをペットとして飼ってる人たちの情報を検索してみると、結構飼ってる人たちはいます。買う前のリサーチと事前対策が必須ですね。
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