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アニメの暴力シーンは青少年にどのような影響を与えるかPart1?

投稿日:2017年10月5日 更新日:

 

最近、博多豚骨ラーメンズの2018年1月からアニメ化
ということを聞き、その小説を読んでみました。

それがきっかけで

人を殺すシーンがあまりにも多いアニメの
子供に与える影響が非常に気がかりになりました。

そこで、暴力的シーンのへの影響について
書いてみたいと思います。

 

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原作の小説のストーリーの特徴

博多豚骨ラーメンズの場合、話のストーリは、
沢山の殺し屋復讐屋が全人口の3%もいる福岡を
舞台にしています。

その中で、殺し屋達の群像劇が展開されるわけです。

そこで暴力シーンについて気になる点を挙げてみると

  • とても単純な理由ですぐに殺し屋に誰かの殺害を依頼する案件が沢山出て来る
  • 殺害シーンが非常にリアルすぎる
  • 依頼された殺し屋は、あたかも、タバコに火をつけるように、人を簡単に殺していく
  • 殺し屋派遣会社の社員を「公務員」と表現していて、おおやけに認められるような誤解を生む表現がある
  • 殺し屋に簡単に人を殺してほしいと依頼する人間が多すぎる
  • 自分が人からひどいことをされたから、復讐屋にその人に復讐してほしいと依頼する人たちがいると書かれていること自体、問題が有る。人に復讐するという考え方が当たり前のように書かれている。例えば、自分の猫にひどいことをされたから、加害者に同じことをするように復讐屋に依頼するなど。
  • 殺し屋の手口に綿密な計画性がないので、警察に証拠が見つかり捕まる可能性が大きいのに捕まらない
  • 警察の取締自体、何も書かれていない。殺し屋も証拠を平気で残すようなやり方もしていて、それを警察が調べない事自体がおかしい。
  • 人を殺す必要がないのに、殺す依頼がくる
  • 復習や人殺しの依頼をする人たちが、依頼する前に、他の手段を考えるようなシーンが全くない

と、ツッコミどころは一杯あります。

 

 

暴力的なシーンが与える影響は?

有る人からいやなことをされたので、復讐屋に復讐を依頼して、
自分がされたことと同じことをその人にしてもらったり、

その他の理由で誰かを殺す依頼をするなどのストーリー展開の仕方が、
子供にどんな影響をあたえるでしょうか?

アニメ化されれば、恐らくこのアニメを見るのは
10歳~15歳くらいの子供達でしょう。

子供の脳に一体どんな影響を与えてしまうのか考えてみます。

 

暴力の描写と子供への影響についての調査

全国ネットで、
アニメ、ドラマ、時代劇、バラエティ番組で
放送された暴力の描写の数と、
それらの番組をみる子供達に対する影響
について調査した研究があります。

これをみてみると、
暴力シーンが多く含まれている番組を
子どもたちが見た場合の影響
というのがわかります。

このとき、
暴力シーンを含む番組をみる頻度によって、
以下のように三種類に分けました。

  • 暴力シーンへの接触率が最も多かった子供達
  • 暴力シーンへの接触率が中位だった子供達
  • 暴力シーンへの接触率が最も少なかった子供達

調査の結果

すると、その結果は

  • テレビ番組の暴力シーンへの接触量が多くなればなるほど、
    暴力行為を経験する子供達の割合が多くなる
  • 暴力をしたことがある子供達で多い行動は、
    たたく、なぐる、けとばす53%
    相手の傷つくようなことを言う54%
    両方共、50%を超えています。
  • テレビ番組の暴力シーンにより多く接触すればするほど、
    非行や不良行為をする子供達の割合が大きくなる。
  • 暴力シーンに多く接する子供達ほど、
    「暴力を自分がされた時に相手にやり返しても良い
    と考える傾向が強くなり、
    暴力を許容することに賛成する子供達の割合が大きくなる。
  • 男子が喧嘩をするのは当たり前と考える子供達が増えてくる。
  • 悪いヤツが殺されるシーンをみて、すっきりする子供達の割合が大きい。
  • 被害者に対して共感し同情するのが最も多いのが小学校の女子
    理由は、暴力シーンを含んだアニメを観るのは男の子だから。
  • 被害者に対しての共感最も低かったのが中学校の男子
    テレビの暴力シーンに接触すればするほど、
    被害者の辛さや苦しみに共感する能力が低下する

このようなことから考えると、
暴力シーンをふんだんに含んだアニメやその他の番組を
沢山観ていると

  • 被害者への同情心・共感能力の欠如
  • 暴力の許容度が増す
  • 非行・不良が増える
  • 悪い人が殺されるのを肯定するようになる

などの影響が出る可能性が高くなり

それにより、
子供達が何らかの暴力をしたり
弱者や被害をうけた人たちへの同情心の欠如
見られるようになる恐れがあります。

 

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暴力シーンを含むその他のアニメ

暴力的シーンが沢山含まれるものは、
博多豚骨ラーメンズの他にもあるわけで、
そういう影響が懸念されるのは沢山あります。

 

あずみ、その他

上のマンガは小山ゆうの作品ですが、
この作者が書いたマンガで、あずみというマンガがあります。

江戸幕府初期、泰平の世の中をつくるため、
内乱の芽をつむ暗殺集団小幡月斎が教育し育て上げていました。

そのうち、非常に優秀な少女あずみの戦いと苦悩について描かれたお話になります。

人の能力を遥かに超越した身体能力動体視力をもつ少女で、
双頭刃を使いこなします。

容姿はとても美しく、外国人の血が混じっています。
目は青みがかっていて、頭髪は茶色。髪型はポニーテール。

このマンガでの問題点は、やはり、
あずみという主人公が非常に魅力的であり、
また、性格的にもとても優しい
戦う相手の武士にも好かれるタイプです。

そのような人が容赦なく敵を斬っていかなくてはいけないという、
この相矛盾しているストーリー設定があります。

だからこそ、読者は惹きつけられ、読むのが止められず、
知らないうちに、
その暴力的な性質に悪い影響を受けてしまう可能性があります。

この他にも、フリージア、ベアゲルター、殺し屋1、
ザ・ワールド・イズ・マイン、シマウマ、
スマグラー、寄生獣・・・など、
さらに暴力的なグロの作品なども含めて、挙げてみればきりがないです。

「こげんなマンガ、誰が読むとぉ?」

「子供が読んだら絶対影響されるばい」

と言いたくなるくらいです。

何も、私がこのような作品を
沢山読んでいるわけではありませんが。

私が読んだ事があるのは、
この博多豚骨ラーメンズ、そして、あずみ寄生獣でした。

寄生獣なんかは、読んだあと、吐き気してしばらく気分悪くなりました。

 

認知が歪んでいる人には悪影響

どんな漫画やアニメも暴力シーンが含まれていると、
誰にでも悪影響になるのか?

と、皆さんは疑問に思うかもしれまんね。

そこで、とある番組の内容についてご紹介しますね。

その番組とは、TVタックルで
ロリコン・暴力アニメ規制は必要か?
というテーマでした。

確か、私もこの番組を観た記憶があるのですが。。。

そこで、
扱われた事件は、
2014年7月に岡山県倉敷市の小学5年生の女児監禁事件でした。

この容疑者の部屋の壁には、
美少女アニメキャラクターのポスターが沢山貼られており、
女児暴行の内容のアニメが沢山あったと言われています。

この番組に出演されていた
犯罪心理学者の出口保行が次のようなコメントをされています。

認知が正常な人に(アニメが)届く分には問題ないが、
認知が歪んでいる人もたくさんいて、その人達にとっては(犯罪を起こす)トリガーになる」

※引用元URL: TVタックル「アニメ規制」賛成派に怒りの声 「番組関係者を殺します」犯行予告ツイートまでも

※参考記事URL:東京未来大学 通信教育課程 こども心理学部長 出口保行 メッセージ

 

認知が歪んでいる人のほうが、
暴力的なシーンを多く含むアニメに影響されやすいと言うことです。

 

参考URL: TVタックル「アニメ規制」賛成派に怒りの声 「番組関係者を殺します」犯行予告ツイートまでも

 

認知が歪んでいる人とは

認知が歪んでいる人とはどんな人でしょうか?

それは・・・

  • ものごとを白か黒でしか考えられない
  • 一度か二度起きただけで、
    それをいつもそうなると思い込む
  • うつ状態のときに多いようですが、
    良い事があっても、悪いことだけが見えてしまう
  • マイナス化思考~
    良いことまでも悪いことに置き換えてみてしまう
  • 人の行動や発言で、その人の真意を確かめずに、
    その人がどのように思ってるのか決めつけてしまう
  • 自分の失敗したこと、
    悪いところ極端に拡大解釈し、
    自分の成功したことや、
    良いところを極端に小さく解釈する。
    また、他人の場合には、その逆に考える
  • 自分で考えた基準が当然と考える思考パターン。
    「~すべき」「~でなくてはならない」
    というような言い回しを使うのが特徴的
  • レッテル貼り~
    自分や他人にある間違ったイメージを作り上げ、
    そのイメージを固定化してしまう。
    極端に一般化をしすぎる。
  • あることの責任の所在を、
    責任がない自分にあると言ったり、
    必要以上に自分に責任があると考える人。

 

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テレビ番組の暴力シーンにどう対策したら良いか?

それでは、
ここでこのような暴力シーンを含むテレビ番組から、
子供達をどのようにして守ったら良いでしょうか?

完全に守るというのは恐らく難しいので、
暴力的シーンに沢山触れた場合の影響を
最小限にするような方法も知っておいたほうが
いいと思います。

そういうことも含めて書いてみます。

 

ここで、その対応方法にどんなものがあるか挙げてみます。

  • 対応1: 各家庭で対応する
    • 家庭で子供と一緒に何かをする時間を必ずとるようにする。
    • 親が子供に同調したり、一緒に何かをしながら子供と一緒に
      何かについて反応したり、笑ったり、驚いたり、
      何かを一緒に成し遂げる達成感を味わえるようにして、
      そのようなことを幅広い分野でする。
    • 一番、経済的でリスクが少ない方法は、何でしょうか?
      それは、テレビを消して、親が子供と一緒に遊ぶことです。
    • 子供を変えようとする前に、親が変わることです。
  • 対応2: テレビ局や番組制作者が自主的な規制をする
  • 対応3: 何らかの法的措置を政府がとる
  • 対応4: Vチップを導入する
    • ※Vチップとは、テレビに取り付けるチップのこと。
      子供に良い影響を与えない番組などは見れなくする。
      その設定変更には、さらに、四桁の暗証番号を設定可能。
    • アメリカでは、
      1999年から13インチ以上のテレビに内蔵。
    • 日本では、1998年5月に、郵政省に
      青少年と放送に関する調査研究会」が設置され、
      そこで
      青少年保護のためにVチップ制度導入について
      話し合いをしました。この時は、
      時期尚早という結論がでました。
  • 対応5: テレビ番組のオンブズマン制度を導入する
    市民の権利や利益を守り、公正な政治を推進するために、
    政治への市民の苦情や不服をきいて、
    中立的な立場から速やかに対処する制度です。
    このようなオンブズマンを実行する組織は、
    行政機関の外に置かれ外から行政機関を監視します。
  • 対応6: 学校でどのようなテレビ番組を
    みてはいけないか教育・指導する。

 

触れてしまったらどう対処する?

また、もし暴力的な映像に触れてしまった、
漫画を読んでしまった、という場合には、
(暴力的な映画を観てしまった・・・など)

  • 対応8: モーツァルトの音楽を30分以上聞いて、
    脳内につくられたネガティブな
    神経の連結を小さくしていきます。
    すると、これまでに挙げたような
    脳への悪影響は減少すると思います。
    モーツァルト療法を繰り返すと効果的です。
    自律神経を整える音楽BGM モーツアルトから音楽の贈り物
  • 対応9: 瞑想自律訓練法を毎日行う。
    瞑想や座禅、自立訓練法を毎日すると効果的です。

 

まとめ

特にアニメというものは、
視覚と文字と音声から
視聴者の脳に様々なメッセージが入ってきます。

そのメッセージが暴力的シーン
心地さの描写がセットになっていると
潜在意識に入りやすくなります。

知らぬ間に、
暴力を肯定するような脳内神経のつながり
作られていきます。

具体的に
どのアニメをみたから、
何%暴力的犯罪が増えたという統計は
ありませんが、

脳への暴力的シーンが与える影響を
科学的に調べてみるとはっきりするでしょう。

アニメや小説でもそうなのですが、非常に厄介なのは、

  • 暴力シーン友情
  • 暴力シーン恋愛
  • 暴力シーンとその他、心地よい感情

などが組み合わされ、それにより、
心地よい感情とセットで
暴力の意識への刷り込みが行われます。

 

心地よい感覚の時に、
何故かわからないけど、
暴力のシーンが脳裏をよぎる・・・、

理由もないのに

それが、精神状態が良くない人が
暴力をしてしまうことになりえます。

それは、そんなアニメやマンガを
沢山観たり、読んだりしていたからかも知れません。

少なくとも子供が
物事の善悪や倫理観を形成し終わるまでは、
親は、このようなアニメや漫画を
子供に見せるのは制限したほうが良いでしょう。

 

アニメの暴力シーンが青少年に無意識レベルで与える影響は?」に続く

 


 

参考URL: 青少年とテレビ、ゲーム等に係る暴力性に関する調査研究

参考URL: Vチップ

 

その他の参考文献:

テレビと映像メディアが脳の発達に与える影響

4.4. 各種メディアの心理学的な影響・発達的研究

JTVS(Japanese Television Violence Study)

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