皆さん、こんにちは。
私達の身近な飲み物で、栄養バランスが良くて
断食の置き換え用飲み物に使えるものは
何か考えていると、多分、甘酒ではないかと
思いました。
そこで、この甘酒を使った断食の仕方について
記事を書きますね。
目 次
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甘酒断食のやり方は?
甘酒を食事に置き換えて断食をする場合、
甘酒の飲み方と飲む時間を考えて、
断食をしないといけません。
それで、飲み方は以下のような項目を考えます。
- カロリー数はどのくらい?
- 飲む時間
- 甘酒だけを飲むのか、他の飲み物と混ぜて飲むのか
- 他の飲み物と混ぜる場合、何と混ぜるのか?
カロリー数はどのくらい?
甘酒を断食中に食事の置き換えて飲むのなら、
一回あたり 100kcalに抑えるようにします。
甘酒を飲む時間は?
オートファジーを誘導する時間設定にする
甘酒を飲む時間は、以下のようにすると良いでしょう。
- 朝:9:00
- 昼:12:00
- 夕:17:00
17:00から翌日の9:00まで、16時間の空腹時間を
つくります。この間はミネラル水だけ飲んでください。
すると、オートファジーが誘導されて体内で
不要なタンパク質のリサイクルをしてくれて、
これにより、体内の病気がまずきれいに掃除
されます。
オートファジーが誘導されるのに必要な時間は、
最低16時間の空腹時間があれば良いです。
人によっては18時間にする人もいます。
飲む時間は、自分にあう時間にすれば良いでしょう。
ただ、寝る直前に飲むのはやめたほうがいいです。
飲む時間の例
16時間の空腹時間
- 朝 : 7:00
- 昼 :12:00
- 昼過ぎ:15:00
17時間の空腹時間
- 朝:9:00
- 昼:12:00
- 夕:16:00
18時間の空腹時間
- 昼 :12:00
- 昼過ぎ:15:00
- 夜 :18:00
他の飲み物と混ぜる場合は?
無調整豆乳と混ぜるのは?
タンパク質も取りたい人は、甘酒を無調整豆乳と
混ぜる方法もありますが、豆乳は植物性の
大豆タンパク質になり、吸収速度が遅いので、
デトックス効果を上げたい人は、豆乳と混ぜない
方がいいでしょう。
吸収速度が遅いと、肝臓が代謝する時間が長くなり、
すると、体内のデトックス時間が短くなります。
また、豆乳に含まれる成分が悪さをして、
甘酒のタンパク質(アミノ酸)、無機質の
栄養素などが吸収されなくなる可能性があるので、
豆乳は避けたほうがいいです。
詳しくはこちらの記事を
→豆乳に含まれる反栄養素とは?安全な摂取方法や飲み方・断食には良い?
逆に、豆乳が緩やかに吸収される性質を活かして、
腹持ちの良さで空腹感を緩和したい場合は、
豆乳を意図的に選ぶこともできます。
この場合の組み合わせは、
- 甘酒+豆乳
- 甘酒+豆乳+ホエイプロテイン
です。
ホエイプロテインと混ぜるのは?
タンパク質の摂取で強力なサプリは、
ホエイプロテインです。
ホエイプロテインの原料は、ホエイ(乳清)で
ヨーグルトやチーズを作る時にできる乳酸菌
水溶液のことです。これは、摂取後の消化が速く
1.5時間程度で腸まで到達し吸収されます。
また、甘酒にも麹菌や乳酸菌が含まれており、
整腸効果があります。
どちらも消化も良いし、腸で吸収されるので
一緒に飲むのに相性が良い飲み物です。
なので、タンパク質を摂取して筋肉の減少を
抑えたい人は、
- ホエイプロテイン・水・甘酒
- ホエイプロテイン・甘酒
のどちらかの配分で、混ぜると良いでしょう。
甘酒・豆乳・ホエイプロテインを混ぜるのは?
甘酒・豆乳・ホエイプロテインの組み合わせは、
ホエイプロテインが消化が速いのに対し、
豆乳が遅い、また、ホエイプロテインは動物性に
対して豆乳は植物性であるため、胃で消化される
時によけいな負担が胃にかかってしまいます。
なので、ホエイプロテインと混ぜる時は、
豆乳ではなくミネラル水にします。
こうすると、消化が速くなります。
お腹が減って仕方がないと言う人は、
ホエイプロテイン・豆乳・甘酒にすると
腹持ちが良いのでおすすめですが、
ホエイプロテインや甘酒の栄養素は、あまり
吸収できないでしょう。
詳しくは、こちらの記事を読んでください。
→豆乳に含まれる反栄養素とは?安全な摂取方法や飲み方・断食には良い?
材料の分量は?
甘酒だけの場合(おすすめ)
甘酒の場合は、以下の量にします。
材料
飲み物 | 量(ml) | kcal |
甘酒 | 170 | 105.4 |
合計 | 170 | 105.4 |
この分量をグラスに入れて飲みます。
これだけで、疲れと空腹感が吹っ飛び、断食を
継続するのがとても楽になりますよ。
長所
- 整腸効果
- 点滴とほぼ同じ成分を補給できる
- 筋肉の再生
- エネルギー補給
- 肝機能を高める
- 免疫系を高める
- 脂肪代謝を助ける
甘酒と水とホエイプロテインを混ぜる場合(おすすめ)
甘酒とミネラル水、ホエイプロテインを混ぜる
場合の材料は以下のとおりです。
材料
飲み物 | 量(ml) | kcal |
甘酒 | 60 ml | 37.20 |
ミネラル水 | 90 ml | 0.00 |
ホエイプロテイン(大匙2) | 16 g | 66.24 |
合計 | 160 ml | 103.44 |
この場合も、合計のカロリー数は100kcalになる
ように、量を調整しています。
甘酒の栄養成分を沢山とりたい人は、以下の
ようになります。
飲み物 | 量 | Kcal |
甘酒 | 100 ml | 62.00 |
ミネラル水 | 50 ml | 0.00 |
ホエイプロテイン(大2) | 16 g | 66.24 |
合計 | 160 ml | 128.24 |
カロリーが128.24kcalと少し増えてしまいますね。
ここまでは、まだ良いでしょう。
上の組み合わせよりも、ホエイプロテインを
目一杯入れたい場合は、以下のようになります。
飲み物 | 量(ml) | kcal |
甘酒 | 100 ml | 62.00 |
ミネラル水 | 50 ml | 0.00 |
ホエイプロテイン(大3) | 24 g | 99.36 |
合計 | 160 ml | 161.36 |
すると、カロリーが更に高くなり 161.36 kcal
になりました。これはカロリー数が多すぎです。
これなら、甘酒をなくしてホエイプロテインと
水だけにすると良いですね。それだけだと、
99.36kcalで 100kcal以内になります。
長所
- 最低限の栄養素補給と筋肉量の維持
- 体内のデトックス時間は長め
甘酒と無調整豆乳を混ぜる場合
甘酒と無調整豆乳を混ぜて飲む人は、以下の
配分がおすすめです。
材料
飲み物 | 量(ml) | kcal |
豆乳 | 60 | 27.3 |
甘酒 | 120 | 74.4 |
合計 | 180 | 101.7 |
カロリーが100kcalになるように量を調整しました。
豆乳が甘酒の栄養素が吸収されるのを邪魔するので、
甘酒を多くしました。
欠点
- 豆乳が消化が悪いため、甘酒・豆乳を飲むと
消化する時間がより長くなり、その分、
デトックス作用も時間が減り、断食の
本来の効果が十分に得られなくなります。 - 豆乳の成分が、甘酒のミネラルやカルシウムなどの
消化・吸収を阻害します。
長所
- 豆乳が腹持ちがよいので、ダイエットしたい人向き
甘酒と豆乳、ホエイプロテインを混ぜる場合
甘酒と豆乳、ホエイプロテインを混ぜたい人は
以下の材料の分量で作ってください。
材料
飲み物 | 量(ml) | kcal |
豆乳 | 100 ml | 45.50 |
甘酒 | 50 ml | 31.00 |
ホエイプロテイン(大 x 2) | 16 g | 66.24 |
合計 | 160 ml | 142.74 |
味は美味しいんですけどね…
飲み物 | 量(ml) | kcal |
豆乳 | 50 ml | 22.75 |
甘酒 | 100 ml | 62.00 |
ホエイプロテイン(大 x 2) | 16 g | 66.24 |
合計 | 160 ml | 150.99 |
逆に、甘酒の方を多くして、甘酒100ml、
豆乳 50mlにすると、カロリー数は150.99kcal
になりました。
ちなみに、もう一つの量も載せておきます。
飲み物 | 量(ml) | kcal |
豆乳 | 70 ml | 31.85 |
甘酒 | 80 ml | 49.60 |
ホエイプロテイン(大 x 2) | 16 g | 66.24 |
合計 | 160 ml | 147.69 |
豆乳 70ml、甘酒 80ml にすると
カロリー 147.69kcal になりました。
私は、豆乳ではなく、水と混ぜたほうが胃に負担が
少なかったです。
短所
- 消化時間が長くなる
- デトックスの時間が減る
- タンパク質・カルシウムなどの栄養素が十分に
消化・吸収されない
長所
- 豆乳が腹持ちが良いので、ダイエットしたい人向き
おすすめの甘酒は?
断食中に食事の置き換えで飲むのにおすすめの
甘酒は、砂糖を原料に含まない米麹から作った
甘酒です。
原材料は、米麹と米ですね。
もう一つは、酒麹から作ったものがありますが、
こちらは糖質やアルコール(1%)が含まれますので、
断食中の飲み物としては適しません。
原材料は、a~cタイプがあるようです。
- 酒粕、米麹、砂糖、食物繊維、食塩、
甘味料(アスパルテーム・L フェニルアラニン化合物) - 砂糖、酒粕、澱粉、食塩/香料
- 酒粕、砂糖
関連記事
甘酒の栄養成分やアミノ酸が凄い!効能は疲労回復・代謝改善・断食まで!
甘酒・豆乳・プロテインの断食での飲み方は?混ぜるか一種類だけ?
まとめ
皆さん、いかがでしたか?
この記事で紹介した内容は、いかのとおりです。
- 甘酒断食のやり方
・カロリー数は100kcalに抑える - 飲む時間は、オートファジーが誘導できる時間設定にする。
飲む時間の例
・16時間の空腹時間:7時/12時/15時
・17時間の空腹時間:9時/12時/16時
18時間の空腹時間:12時/15時/18時 - 他の飲み物と混ぜる
- 無調整豆乳
- 豆乳が消化に時間がかかるので、豆乳と
混ぜない方が良い - 豆乳の成分が、タンパク質や無機質の
栄養素の消化を阻害するので、避けた
ほうが良い - 空腹感を緩和する場合は、おすすめの
飲み物になります。
- 豆乳が消化に時間がかかるので、豆乳と
- ホエイプロテインと甘酒は、相性が良い
組み合わせです。
混ぜ方は次の二通りです。
・ホエイプロテイン+ミネラル水+甘酒
・ホエイプロテイン+甘酒だけ - 甘酒・豆乳・ホエイプロテイン
- 胃に負担をかけるからNGです。
- 空腹感を減らしたい場合はOKです。
- 無調整豆乳
- 材料と量・カロリー
- 甘酒:170ml (105.4kcal)
- 長所:整腸効果、筋肉の再生、エネルギー補給、
肝機能や免疫系を高める、脂肪代謝を誘導する
- 長所:整腸効果、筋肉の再生、エネルギー補給、
- 甘酒+ミネラル水+ホエイプロテイン:160ml (103~161kcal)
- 長所:
・最低限の栄養素補給、筋肉量の維持
・断食のデトックス時間:長め
- 長所:
- 甘酒+無調整豆乳:180ml (101.7kcal)
- 欠点:
・消化に時間がかかる
・デトックスの時間が短くなる
・豆乳の成分が甘酒のミネラル・カルシウムの
消化・吸収を阻害する - 長所
・腹持ちが良いのでダイエット向き
- 欠点:
- 甘酒+豆乳+ホエイプロテイン:160ml (142~150kcal)
- 短所
・消化時間が長い
・デトックス時間が短くなる
・タンパク質・カルシウムの消化吸収が
阻害される - 長所:腹持ちが良いのでダイエット向き
- 短所
- 甘酒:170ml (105.4kcal)
- おすすめの甘酒
- 米麹と米で作られた甘酒は、砂糖を含まないので、
おすすめ
- 米麹と米で作られた甘酒は、砂糖を含まないので、
以上です。
甘酒はとても栄養が豊富なので、断食中に
置き換えで飲むには、最適の飲み物です。
自分が断食で何を目的にしているのかにより、
何かと混ぜるのか、どういう飲み方にするのかを
決めて飲むと良いですよ。
健康と幸せ
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