時事問題

北朝鮮のミサイル発射の目的は?

投稿日:2017年7月21日 更新日:

最近、北朝鮮がミサイルの発射テストを繰り返しており、日本のマスコミは北朝鮮の脅威をクローズアップした記事を書いています。そして、皆さんは、北朝鮮のミサイル発射が何の目的によるものなのか、と疑問に感じていると思います。それは、もし、北朝鮮が日本を攻撃してきたら大変ですよね。

そこで、ミサイル発射の動機・目的の可能性を一つ一つあげて考えていきたいと思います。

 

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中国に対する威嚇では?

北朝鮮は地下資源が非常に豊富で世界でおそらくトップにランキングされるほどですが、技術力が低いことや資金力がない為、海外の資金と技術に頼って地下資源開発をしてきたと言う経緯があります。

そして、中国は北朝鮮に技術支援もしていて、なおかつ、北朝鮮の鉱物資源を輸入しているようです。また、歴史上、北朝鮮が独立する過程で、中国に支援してもらったこともあるのですから、その中国に対してミサイルで威嚇するのはまずないでしょう。

 

アメリカに対する牽制?世界に対する自国の力の誇示?

米国が北朝鮮に対して制裁措置をとったり、米国と韓国の合同演習で対北朝鮮を想定した演習などを繰返しており、米国の核の脅威に対抗するため、北朝鮮は核抑止力を保有する道を選択するとも発言しています。また、自国の自立を守るためとも言えます。

確かに、アメリカはイラクやシリアでも戦争を強引に仕掛けたという情報も出ています。そのアメリカが、今度は北朝鮮の豊富な資源を狙って北朝鮮に戦争をしかけるのではないか?と言う不安を、北朝鮮は持っているのかもしれません。

ですので、自国の資源を狙う巨大権力から小さい自国を守るため、自国の独立を主張する、自分たちの国を尊重しろとアメリカに主張するため、ミサイルを発射する実験を続けているというのは、一番スムーズに受け入れやすい理由だと思います。

また、世界に対して自国の技術力などを誇示することで、北朝鮮の国の自立と発展をさらに進めようとしているかもしれません。

そして、北朝鮮の後ろには、北朝鮮という国を建国するための基盤を作った旧ソ連、現在のロシアがいるのですから、北朝鮮は強気だし、アメリカもそう簡単に北朝鮮に手は出せません。

しかし、北朝鮮に対しての制裁措置は、はっきり言っておかしいです。穏便にする方が良いと思います。もちろん、北朝鮮がミサイル発射で周辺諸国に危害を与えないようにすることは非常に重要だと思いますので、その点は、国連でも話し合い対応すべきだとは思います。

日本に対する威嚇と将来の攻撃か?

日本に対して威嚇をし、将来的に攻撃をすると脅かすのは、日本と日米安保条約を結んでいるアメリカが後ろにいるので、「日本を相手にする=アメリカを相手にする」ということになり、非現実的だと思います。

また、アメリカに北朝鮮に対して更に制裁措置をしたり、さらに、強硬手段をする口実を与えてしまいすので、これもないと思います。

又、次に北朝鮮のミサイルの技術力について書いていきますが、ここが一番重要だと思います。

 

人工衛星のため?

北朝鮮のこれまでのミサイル実験をみてみると、人工衛星目的ととれるものもあります。

例えば、2016/2/7、トンチャンリという場所からテポドン2派生型のミサイルを人工衛星と称して発射しまた。飛行距離は2500kmほどでした。このミサイルは、多段階推進装置の分離技術を備え、姿勢誘導制御などもあったようです。

しかし、このミサイルの様子を分析内容を確認してみると、人工衛星にはほぼ遠いレベルであることがわかります。具体的には、大気圏再突入時の超高温にも耐えうる強度が再突入体には必要ですが、その技術がまだ確立されていません。

もし、北朝鮮が人工衛星発射のために実験をしているとすると、アメリカや日本は全く見当違いの情報を流していることになります。

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北朝鮮のミサイルのレベル

ここでもう一つ問題なのは、北朝鮮のミサイルの技術レベルがどれくらいかということです。それを理解した上で、北朝鮮がミサイルの発射テストをする理由も考えながら、日本への攻撃が将来的にあり得るのかどうかが判断出来ます。

具体的な情報については、こちらを読んでいただきたいですが、色々と調べた結果、北朝鮮のミサイルは中距離弾道ミサイルであり、技術的にはまだ弾道ミサイルの技術が確立されておらず、初期段階であるようです。

また、弾道ミサイルの制御をするエレクトロニクス関係の技術レベルがとても低いようですので、長距離を飛ばした時にそれが確実目的地に着弾するのかというと、それは、非常に疑問です。

このレベルでは、何処の国に対しても、威嚇さえ無理だと思います。

 

まとめ

ということで、

北朝鮮がミサイルをテスト的に発射している目的は、米国の北朝鮮への制裁措置への牽制、米国と韓国の合同演習で対北朝鮮を想定した演習をしていることへの反発、米国の核の脅威に対抗するため・・・などがあげられるのではないかと思います。

人工衛星打ち上げのためも含まれていると思います。

 

ということは、ロシアが言うように、北朝鮮への制裁措置をあまりにも過激にするのは控えた方がよいということです。

 

しかし、北朝鮮があまりにも周囲の国々に対して危ないミサイル発射テストなどをしていたら、その時には国際問題として取り上げ、適切な対処をするべきでしょう。

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