7/4に、北朝鮮がミサイルを発射しましたが、
それに関する日本の報道は、
北朝鮮のミサイルが日本にもし来たら危険だとか、
安全保障上非常に問題だとか、
危険なことばかりを強調していて、挙句の果てには、
日本の市民に政府が避難訓練までしています。
そこで、今回は、その避難訓練をクローズアップして、
避難訓練の必要性について考えてみたいと思います。
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マスコミの行き過ぎた報道
日本のマスコミの報道はあまりにも過敏です。
「北朝鮮弾道ミサイル10分で東京直撃」という記事
7/12(水) 18:11配信
この記事を読んで見ると、
もし、北朝鮮が長距離弾道ミサイルを東京に向けて発射したら、
10分で東京を直撃し、
日本の自衛隊の防衛網も歯が立たないと書かれています。
しかし、既に申し上げた通り、
北朝鮮の技術レベルはまだ初期段階ですので、
日本に攻撃すら出来ない状態です。
では、何故、日本政府はここまで、
市民に対して北朝鮮の攻撃を想定した避難訓練を
強制的に行いたいのでしょうか。
また、日本の市民に対して、
どのような避難訓練を、やらせているのかということも
注目したほうが良いかもしれません。
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住民の避難訓練
日本政府は、北朝鮮が
長距離弾道ミサイルを打ち込んできた事を想定した
避難訓練を広報する事に力を入れ始めています。
例えば、秋田県、福岡県、山形県、広島県、新潟などで
住民のための避難訓練が内閣府主導で実施されているようです。
- 3/17・・・秋田男鹿市で住民の避難訓練
- 6/4・・・福岡県大野城市の小学校で避難訓練
- 6/9・・・山形県酒田市荒瀬地区で住民避難訓練、小学生などを含む
- 6/11・・・広島県福山市で住民が小学校に避難する訓練
- 6/12・・・新潟燕市で住民の避難訓練
上記避難訓練の日程は、以下の記事を参考
弾道ミサイル想定、初の避難訓練 秋田・男鹿
九州初のミサイル避難訓練 福岡・大野城
ミサイル想定し避難訓練=住民400人が参加-山形・酒田市
広島)ミサイル飛来想定し避難訓練 福山市で11日
県内初のミサイル避難訓練 燕市 情報伝達や手順確認
しかし、もし北朝鮮が日本と戦争をするのなら
自衛隊の基地や、アメリカの駐留軍基地がある場所を
最初に攻撃するはずです。
すると、まず最初に、基地周辺の住民の避難訓練が
優先されなくてはいけません。
すると、上にあげた避難訓練の場所は、
基地の近くではありませんので、
全く的外れの訓練といえます。
世論の誘導
すると、一つの考え方としては、
この住民の避難訓練は、政府が住民に
北朝鮮の日本への「長距離弾道ミサイル」での攻撃の可能性を伝え、
その危険性を市民に印象づけ、
世論を憲法改正賛成に誘導し、
自衛隊を国防軍にするのも仕方がないという世論を
作りたいのではないでしょうか。
政府は憲法改正と国防軍の設立で
市民の指示を得たいと考えている可能性があります。
※ * 〜 ※ * 〜 ※ * 〜
すると、日本政府やマスコミは
北朝鮮のミサイル攻撃の脅威について
大げさな報道をしている可能性があるということです。
その裏には、政府の思惑がありそうです。
ですので、北朝鮮がミサイルを開発しているのは、
日本への攻撃が目的ではないと言えます。
そして、日本政府の方が逆にそれを利用していると思います。
そう言う視点から、
北朝鮮の今後の動向と報道を見ていった方が良いです。
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