この記事は「AI人工知能を搭載の自動運転車の研究と将来1」の続きになります。
今日本や世界で自動運転車の開発が進んでいますが、この自動運転車の事故というものがしらべているとわかりましたので、何故、事故がおきたのか、その改善点、また、メリットなどについて書いてみたいと思います。
目 次
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自動運転車の事故について
グーグルの自動運転車事故
また、cnnのニュースでは、「自動運転車がバスと接触、米グーグルが過失認める」というものもあります。
この記事によると、右側車線を走行していた自動運転車が右折しようと車線の右に寄ったのですが、道路橋の排水口付近に土嚢がおいてあるのを自動運転車が認識し、それをよけようとして中央の車線側に戻った時に、後ろからバスが来て自動運転車に接触したようです。
普通ならば、左ミラーで左後方から車が来てないか確認してから土嚢を避けるために車線中央部に戻ってから、右折すると思います。
これについては、いくつか可能性があると思います。
- 自動運転システムは、左後方を捉えていなかった
- 捉えてはいたけども、バスが低速走行していたので、バスの方が止まると判断した。
- 捉えてはいたが、バスのスピードと距離間を計算してぶつからないと判断した。
この辺のプログラムの分析をして、さらにシステムの改良ができるわけですが。
もしくは、自動運転車にはAI(人工知能)が搭載されているかと思いますが、AIはその状況を自分で学んで、解決出来るように運転技術を向上させていくのでしょうか?
テスラー社の自動運転車の事故
また、米国のテスラー車の自動運転による米国初の死亡事故・・・
テスラの死亡事故、ドライバーはほぼ手放し運転…米当局が報告書
これを読んでみると、この日は日差しが強く、(多分、光の反射のために)白色のトレーラーをセンサーが認識出来ず、ブレーキが作動しないまま、トレーラーにぶつかったようです。
この事故と、前出の事故「販売店員がブレーキ誤認識」で共通するのは、ある特別な状況下(大雨、台風、逆光、暗闇など)で、センサーが障害物を認識出来ない状況が発生しているということです。
これは、もし人間だったら、雨がふっているときにはスピードを落とし車間距離もあけるでしょうし、日差しが強い時は、スピードを落として注意をするでしょうが、そのためには・・・
- 障害物を認識するのが困難な条件になった時に、それを困難な状況であると車載システムが認識できなくてはいけない
- そのような時にはドライバーに警告を出し、手動運転に切り替えるように要請する機能
- どんな環境でも障害物を認識できるようにセンサーを改良する
- 障害物の認識が困難な環境下では、より注意した運転の仕方に自動運転機能が切り替える機能を創る
などの機能をつけた方がいいのではないでしょうか。(素人考えではありますが…)
どんなに便利な機能でも、使う人間がいい加減なことしたり、システムの警告を聞かずにハンドルを握らなかったりなど、テクノロジーを過信しすぎたいい加減な運転では、事故にあう可能性も高くなるというものです。
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自動運転車のメリット
では、ここで、視点を変えて、自動運転車が普及するとどんなメリットがあるのかというと
自動運転中に仕事や他の作業が出来る。(事故にあいたくなければしない方が良い?)
体が不自由な人でも運転が可能
体が不自由な人でも、車を運転出来るケースが出てくるでしょうね。日本では、こういうのは法の整備が必要でしょうが。
車の運転が難しくなった高齢者の人たちにも、自動運転車は重宝しそうです。
公共バス、タクシーの乗車賃が安くなる
公共バスやタクシーが自動運転車になったとします。すると、ドライバーが必要なくなりますので、その分人件費削減になり、乗車券が安くなります。
中には、自家用車を手放す人も出てくるかもしれません。
渋滞の軽減
また、車と信号機などのインフラとの間で通信を行うと、車の流れを調整する事が出来るので、渋滞が少なくなるかもしれません。すると、移動時間が短縮され、ガソリンの節約になります。(ガソリンがまだあったらの話しですが)
全ての車を自動運転化すると
トヨタの自動運転車のテストの場合、前方の車にも同じ通信機器を搭載して、前方の車の動きをデータ化して後続車である自動運転車に情報を送信すると、自動運転車の反応の仕方がより正確になりスピードもはやくなります。
このことから言えるのは、全ての車に自動運転のシステムを搭載すると、全自動運転が実現しやすくなると思いました。
なぜなら、前方の車や横の車の動きがデータとして通信機器で受信されるので、瞬時に対応ができるからです。
おまけに、交通管制システムにも人工知能を搭載し、全ての車を自動運転車にすれば、交通管制システムと自動運転車とで通信することにより全ての車が完全自動で走ることが可能になるのでしょうか?
まとめ
ざっとこんな風に、自動運転車の研究と将来について考察してみました。
次第に高度な自動運転車も販売されるようになると思いますが、人為的な不注意やミスにより大事故につながる可能性がありますので、十分に注意したいところです。
また、新製品、新しいものが開発されると、まだ技術的に不完全な物もありますので、それが原因で事故や故障などがおきてしまいます。
その欠陥部分、原因などをさらに改善していき、完成された製品というものが出来てくると思います。
恐らく、10年後くらいには、事故が起きず安心して乗れる自動運転車が作られるようになるのではないでしょうか?
それまでは、自動運転時も注意して自動運転を観察する必要があります。
- 手はハンドルに添えておくこと。
- 目は前方を観て周囲の車との位置を確認すること。
- 周囲障害物と車との距離を監視すること。
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