皆さん、こんにちは。
私達は生活している時に、あー、幸せだなー、と思うことがあったり、いつか幸せな生活をしたいなー、などと思うこと、ありますよね?
そして、人によっては、「幸せって何だろう?」って考えたことがあるかもしれません。どんな答えがでてきましたか?
この「幸せとは何だろう」と言う問いが、実は、本当の幸せの鍵を握るのです。
そこで、この幸せとは何か、について書いていきたいと思いますね。
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あなたは幸せですか?
あなたは幸せですか?と言う質問をすると、それに対して返ってくる答えは、
「ええ、幸せですよ。彼女ができてとっても幸せです。」
「はい、自分が欲しかった家が買えて、家族で住めてとっても幸せなんです。」
「仕事がうまくいって生活も安定して、幸せです。」
などと言う答えが返ってきます。もっと、いろんな答えがあるはずですね。人さまざまですから。
でも、例えば、彼女ができて幸せと言うのは、彼女と別れてしまったら、悲しくなり全てが嫌になりますよね。そこで、その幸せはなくなり、逆にネガティブな感情が出てきます。
家族と一緒に住める家を購入したい、という夢は、その行為自体であって、その家を購入した時には、「幸せ」という感情が生まれますが、家に住み始めると、その行為自体はすでに完了してしまってますので、家を購入したことによる「幸せ」感はだんだんとなくなっていきます。
欲しかった家に住んでも、数年すると、その家は当たり前になり、家族が仲が悪くなると幸せではなくなります。家がなくなったら、そこでその家に住めたことによる幸せというのはなくなってしまいます。
仕事が安定している時の幸せというのは、仕事がうまくいかなくなると、不幸になります。そして、なんでうまくいかないのだろうと考え、悩み、苦しみます。
しかし、何かが手に入ったり、又は、何かが実現できて幸せ・・・という、その「幸せ」は、実は、「喜び」なのです。
皆さんが幸せと感じる時のほとんどが、喜びであり、本当の幸せではありません。
なぜなら、喜びは、嬉しいと感じる理由がいつも必ずあり、その理由が消えると喜びは消えてしまうからです。
幸せは、逆に、幸せと感じるのに理由がないのですが、何故か、今心穏やかで平穏な心の状態を言います。なので、幸せには理由がなく、何かが変化しても、持ってるものがなくなっても、失っても、この幸せという心の状態には何も影響しないのです。
喜びは、嬉しいと感じる理由がなくなると消えてしまい、悲しくなります。
例えば、都会に住みたいと思って頑張った人は、「都会に住む、引っ越す」という行為がその人の目標であり、都会に引っ越すことが実現した時は、「嬉しい」ですが、それから時間が経過すると、その引っ越すという目的は達成し終わったので、嬉しさはだんだんとなくなっていきます。
また、何かの理由で都会から都会ではないところへ引っ越さなくてはいけなくなったら、悲しくなるでしょう。
このように、人は何かを実現したり、得ることで喜びを感じます。しかし、それを失ってしまうと、そこで喜びから悲しみに心が転じるのです。
すると、また、人は喜びを得たくなり、何か新しい目標を探さなくてはいけません。そして、また、喜びを感じます・・・この繰り返しで人生を生きている人がほとんどです。
しかし、それでは、いつまでたっても幸せにはなれません。
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損得勘定
良く、人によっては即特感情で動くのが幸せになる秘訣だという人がいます。
しかし、損得勘定で動くというのは、最初から得する方を選んで得することで喜びを味わいたい、それにより、自分の生活を喜びで満たしたいという動機があるわけです。
しかし、先程もお話したように、喜びというのは、手に入った時点で、または、それが失われた時点で悲しみに転じます。ですので、いつまでも続くものではないのです。
逆に、損得勘定で動く場合、得する方を目当てで動くので、損をした時の悔しさや悲しみが、損得勘定で動かない時よりも、倍増します。これは、心(脳)には非常に良くないものです。
ということは、損得勘定では幸せは全く得られないということになります。
しかし、こういう人もいるでしょう。
損得勘定で動かなければ、良い仕事もつけないし、利益だって上がらないと。
確かに、損得勘定で動いて、続けてうまくいけば、良い仕事につけるかもしれませんし、利益も上がるかもしれません。しかし、その場合は、喜びはあっても、幸せとは縁遠くなります。また、いつまでもうまくいくことが続くわけではありませんので、いつかは、悲しみや悔しさを感じるでしょう。
幸せでいるためには、損得勘定はなんの役にもたたないのは明らかですが、良い仕事や利益というのは、あって悪いものではありませんし、時には、自分の夢を実現するのに役立ちます。
そこで、それを実現するには、自分の意識の持ち方を変えると良いのです。自分の頭上から自分のことや進む道、 物事を静観する感じで、人生において、どんな環境を自分のために作れは、自分が夢を実現しやすくなるだろうか・・・と考え、意識の高いレベルから、物事を取捨選択していくようにすればいいのです。
これは損得勘定とは全く違います。損得勘定は、字のごとく、感情に支配されています。感情に支配されている時は、意識レベルは低く なってしまいます。
自分の意識を高くして、自分にとってより良い生活ができるようにするにはどうすればよいだろう?という考え方で行動すると、何かがうまくいかないときには、または、何かが得られない時には、そこで、自分のどういう行動が良くなかったのだろうか・・・と反省することができるのです。すると、そこで自分の行動の仕方や選択の仕方を微調整して、更に良い行動を取ることができます。
そして、自ずと、より良い目標が実現できるわけです。
目標が実現できなかったとしても、それで不幸になったり、悔しくなったり、損をしたと考えません。逆に、そこから自己反省し、何かを学ぶことができます。
幸せでいるためには
すると、今幸せでいるためには、どうすれば良いのでしょうか?
それは簡単に言うと、「今を意識する」です。
別の言い方では、「今自分はいる」です。
それに意識を集中していくと、自然に、「なぜか理由はないのだけど、心が平穏で、おだやかな、静けさのある状態」になっていきます。
または、1日のうちに、心を無にする時間を作ったり、深呼吸を10分程度行って脳の神経細胞を活性化させるような脳の訓練を、毎日行うのが非常に有効です。
また 、こう聞く人がいるでしょう……
ーー「不幸なことが起きたら、辛くなったとき、どうすれば良いのでしょうか?」
幸せには理由はないと言うことは、例え、不幸なことが起きても、それが、自分が幸せでいられなくなる理由にはならないです。何故なら、幸せでいるのに、理由はないからです。つまり、不幸になる理由もないからです。
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